2010年12月04日

普天間、中間とりまとめ(素案)示されました


夢のある素案が示されました。案としては4案あり具体的にはこれから絞り込まれ、22年度中に「(案)」の作成を行い、23年度に中間とりまとめを行う段取りだそうです。

しかし、ちょっと待てよ!?4、5年前に基本方針?が示され、まだ素案?遅すぎます。それも今回示した素案は夢物語ばかり、裏付けのないタダのゾーニングのみで、整備方針やら環境づくりの方針やらで現実的な中身が全くない、くだらない資料のみでした。それで地権者懇談会を開いて意見聴取ですから、開いた口が塞がりません。本来なら、素案が作成された段階で課題、問題点も含めて抽出を行い地権者に意見を求めるべきで、何の提案も無く、何のための懇談会だったのかさっぱり意味が分かりませんでした。

既成事実のみを積み重ねて、ゆくゆく「ハイ、これで合意して下さい」との魂胆が見え見えです。ちなみに、普天間大公園構想が出ていますが、そうなると減歩が約半分まで落とされる可能性があります。そうなると、地権者の猛反発が出ることは目に見えています。それをあえて表に出さないのは、行政の怠慢としか思えません。一番重要な問題を先送りして体裁を取り繕っているようにしか思えません。もっと熱意のある県職員、市職員はいないものだろうか!これでは、あと20年かかってしまいます。設計を受けているコンサルもどこまでが業務なのか分かりませんが、あまり誠意ある内容になっていませんでした。(行政がそうし向けたのかは分かりませんが?)画に描いた餅で自己満足しているのでしょうか!?

次の「(案)」の作成を行う前に、地権者への条件提示(案)をいくつか作成し、それを議論するのが先です。県、市、地主会も、減歩が5割になる場合は、2割は国に現金保証を要求するとか、そのような方針(たたき台を)早急に作るべきです。

そうなると、各地主も真剣に考え始めると思うのだが、いかんせん中身のない素案ですから、現実として受け止めにくいのでしょう。地域懇談会も閑散としていました。

行政の担当者様、いずれは地権者の非難をまともに受け止める場面が必ずくるのですから、それを先に済ませちゃいましょうよ!先延ばしばかりしないで、本質的な議論を本格的に始めませんか?

とアンケートがあれば書くつもりです。地権者懇談会では、強烈な意見も出ていましたが、私は、圧倒されてちょっとしか意見ができませんでした(情けない↓)。が、何か、また別の機会があれば情報発信していきたいと思います。



Posted by 普天間320 at 21:34│Comments(0)
 
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