2013年05月24日

1Kアパートのその後(その4)


あれから3か月後の進捗状況です。

去年の5月に土地の買付、6月に契約、8月に土地の所有権移転、予定通り行けば11月に工事着工の予定でしたが、最初の工事業者が契約寸前で辞退され、2回目の工事業者も会社がよれよれで、危なっかしい状態になったため切り捨て、新たに業者を探している最中に、確認申請が却下、それから設計やり直し、再申請、先週やっと建築許可が下りました。やっと、やっとです。ここまで1年かかってしまいました。←嘘のような本当の話です。美味しい話には気をつけようって身をもって実感しています。

ひと山越え、次の山は業者選びですが、まだ決まっていません。
自民党政権になりアベノミクス効果により市場が活気を取り戻してきました。特に建設業は公共工事の増加、消費税駆け込み需要、更に円安による建設資材の高騰、人手不足も相成って建築工事もどんどん上がってきています。建築工事に占める割合の一番大きい型枠施工単価が、この数カ月で1割以上も上がってしまいました。(駆け込みで住宅購入を考えている方は、3%消費税が安くなる分それ以上に工事費が割高になるので、もう少し様子を見てもいいと思うのだが・・・と思うのは私だけでしょうか?)

階数も減らし建築面積も小さくしたのですが、当初予算に中々追いつかない状況です。銀行からの追加融資を考えなくてはいけなくなりました。この責任はだれが取ってくれるのでしょうか? 設計事務所の責任は大きいですが、どう責任取るかも詰めなくてはいけません。このことを考えると憂鬱になります。このような場合の保険の補償(土地購入代の利息、建築費高騰、完成が遅れた分の家賃収入等)があればいいのですが・・・?
設計事務所が保険に入っていればの話ですが・・・。

ここで、滅入っていてもしょうがないので、建築業者選びに全力投球です。



Posted by 普天間320 at 00:20│Comments(2)
この記事へのコメント
大変な思いをされてますね(涙)
不動産は一件の規模が大きいので、予定が崩れた時のリカバリーにも大きなエネルギーを必要とするのが、よくわかりました。
良いサイクルに早く乗れるよう応援しています。
Posted by 凪 at 2013年05月26日 06:23
凪さん、応援ありがとうございます。
正面から見れば大変な思いに写るのかもしれません。
事業という側面から考えた場合、100%上手くいくことは少ないと思います。相手があるので、駆け引きがあって落としどころを探る!?  落としどころを少しだけ譲った?
と考えるようにしています(笑)。
Posted by 普天間320普天間320 at 2013年05月26日 18:37
 
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