2011年01月16日

世界遺産登録識名園


世界遺産登録10周年記念解説会に行ってきました。無料ということでこの機会にと思い参加しました。実に30年ぶりです。高校の沖縄名跡の自由研究があり識名園に行って以来です。30年前は現在のように観光名所になっていなくて、復旧工事(石積)を細々とやっており、現在のように庭園も池も無かったような?記憶です。パンフレットなどでは見ていましたが、やはり歴史あるすばらしい庭園でした。和・中・琉の良いところを取り入れた折衷庭園として、独特の雰囲気を醸し出していました。

なるほどな!チャンプルー文化は昔から備わっていたのだな!小さな島国の生きる術を心得ていたのかもしれません。置かれた立場で最大限の効果を生む!?今後の展開を示唆しているのでは?と考えていると、しっかり現在も引き継がれているではないか!

一つの例として、これだけ米軍施設がありながら、米軍相手に良き隣人として大多数の県民が受け入れているように感じます(偏見かもしれませんが)。騒音被害、一部兵士による暴走と不利益を被っているのも事実です。米軍被害の怒りも沢山あり、反対運動も当然のことです。しかし、反対運動をしながら、その中で上手に生きる術を身につけているのも事実です。これらマイナス要因を除けば、相対的には好意的に見られているように感じます。これも県民性なのでしょう(良い意味で)。ですから米軍相手の商売も成り立っているのでしょうね。たくましさをを感じます。

本土の米軍施設のない地方へ行くと、外国人と聞くだけで拒絶反応を示し、その地域に留学生施設を造るというだけで、街全体で反対運動を行い拒むところもあるようです。このような話を聞くと沖縄の大らかさに感心させられます。これが、今後大きな武器になると感じています。また、アジア圏で考えた場合沖縄は立地的にも優れた位置に存在し、日本、アジアの橋渡し拠点としても優れているといわれています。今後沖縄のチャンプルー文化を含め、大きな発展のベースになることだろう。と思いながら識名園に勉強させられました。

なんか、視点がおかしいですよね。

ベランダで餌付けしているヒヨドリです。目の前にいても餌を食べにきます。もう少しで手から食べられる距離に近づいてきました
世界遺産登録識名園



Posted by 普天間320 at 23:50│Comments(0)
 
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