2011年04月21日

購入物件所有権移転までのいきさつ(その4)


交渉、120%の出来です。こちらの提示額以下で契約が出来たからです。あり得ない話ですよね!?実は、今回の物件は不動産屋さんの社長が自ら担当していました(とはいっても小さな会社ですので、ほとんど社長が切り盛りしている会社です)。ここが百戦錬磨といったところでしょか!?こちらの提示額に近づけるために、さらに金額を低く設定し交渉を始めたとのことでした。そこから調整を繰り返し最終的に、こちらの提示額以下になったとのことでした。交渉術に長けた人だと改めて感心させられました。売り主、買い主の接点を上手いこと導いてくれました。

さっそく翌日契約書(案)を作成してもらい不動産屋さんへ確認にいきました。金額が昨日話していた金額に少しだけ上乗せされていました。「あれっ!昨日○○万円っていっていませんでしたっけ?」、社長は少し「にやっ!」としていましたが、あまり深追いせず(まっ、いいか!)、聞き違いだったことにして、今後の話を進めました。たぶん、売り主には「少し上乗せしましたよ!」といって両方に顔を持たせたかったのでしょう。それにしても、商売上手な社長だな!?

それから1週間後に契約を行いました。合意のあった日、契約日とも「大安」でした。別に意識していた訳ではなかったのですが、偶然にも重なってしまいました。この物件には、「縁」があったのだと思いました。

契約実行前に、売り主と名刺交換を行いました。すると、売り主が「○○さんご存じでないですか?」といったので「よく知っていますよ!職場の同僚です。」、売り主が「○○さんの奥さんが私の所で働いていて、○○さんも含め家族ぐるみの付き合いをさせてもらっています」これで、一気に場が和み、契約も無事済ませました。なんとも偶然な出来事で驚きました。世間は狭いですね。しかし、困ったことに職場の同僚にはなんと言えばいいの!?いずれは、ばれてしまうことになるだろうから、売り主には「自分から同僚には話しますから、それまでは黙っておいて下さいね!」とお願いしておきました。

懸念としていた、アパートの賃貸契約書は契約の場でも出してもらええませんでした。逆に、「現在空いている一部屋をゲストハウスとして共同経営しませんか?私が切り盛りして普天間さんは社長ということでもいいですよ!」と運営方法を自信満々に語っていました。果たして売り主のいう会員が、目標人数集まるかはなはだ疑問でしたが、これを断ってしまったら契約を断られるのが怖かったので、「まず、事業計画書を作成してもらって、それから話を詰めませんか?」とやんわりかわしました。結局相手のペースで事が進み家賃の話は本人には言い出せませんでした。

それから、数日後売り主から電話があり、「ゲストハウスの件打ち合わせしませんか?」とのお誘いがありましたが、「まだ銀行融資が決まった訳ではないので、決まってからにしましょう」とこれもやんわり断わりました。こちらは、タダでさえこれからリスクを負わないといけないというのに、更に訳の分からない商売に引き込まれてはたまったものではありません。所有権が移った段階で断るつもりでいました。それまでは、引き延ばし作戦でいこうと、、、相手に期待を持たせていた訳ではありませんが、勝手に思いこんでいるようでもありました。これもビジネス!?心を鬼にしなければいけません。

つづく



Posted by 普天間320 at 21:18│Comments(0)
 
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